哲学用語図鑑(田中正人著 プレジデント社)

 わずか1ページ又は見開き2ページの紙幅で、難解な哲学概念の本質を説明することに成功しています。

 このような仕事は、哲学への真の理解と愛情、専門家やリテラシーのある読者からの批判を恐れない勇気、見えない概念を図解するクリエイティビティがなければ、なし得ないものであり、著者の田中正人氏と監修者・編集者の斎藤哲也氏のまさに「超人」的な活躍に、ただただ畏敬の念を覚えるばかりです。

 本の装丁や手に取ったときの触感もプロダクトとして心地よく、著者の田中正人氏のデザイナーとしてのこだわりが感じられ、本棚にいつまでも飾っていたいと思える本です。

 ギリシャ哲学から現代思想に到るまでの西洋哲学の蓄積の系譜をたどることができるので、哲学・思想史のテキストとしても非常にすぐれています。

哲学用語図鑑

哲学用語図鑑

  • 作者:田中正人
  • 出版社/メーカー: プレジデント社
  • 発売日: 2015/02/26
  • メディア: 単行本(ソフトカバー)
 

 

おじさんになるということ

生きることはつらい。

だいたい中学生ぐらいから、生きていることが辛いと思うようになった。

おじさんになった今でも、生きることはそれなりに辛いけれど、ずいぶんと楽になった。

自分自身が無価値であることに打ちのめされ、日に日に焦りが増し、無力感に苛まれる、あのジリジリと焼かれるような苦しさのなかに学生時代のボクはいた。死にたいとも思っていた。

それは、今になって思えばだが、あまり友達がいなかったこと(今でもいないが)や、才能に溢れる同級生に囲まれて劣等感に苛まれていたところが大きかったし、何よりも私自身、ずっと傷つきやすかったのだと思う。

傷つくことを恐れて、自分自身が空っぽであることを見破られることが怖くて、クラスメイトとも話せないほどにどんどん内向的になっていった。そんな10代を過ごしてきた。

それから何十年と経って、おじさんになるに連れて、傷つきやすい感性が消えていった。自分自身がどうあるべきかについて悩むことがなくなっていたし、人からどう思われようがどうでもよくなった。

さらに結婚してからは、(当たり前であるが)恋愛について悩む必要がなくなった。恋愛を意識しなくていいので、異性とも変に意識をせずにコミュニケーションが取れるようになった。男女とか恋愛とかモテるとかモテないとかそんなことに悩まなくてよいことが、こんなにも楽だとは!

若さとは、生きているだけで、胸が締め付けられるように苦しいということだと思う。その苦しみが緩やかにアポトーシスを迎えて死んでいってくれたから、私はおじさんとしてこうして今日を生きていける。

おじさんになって、ぼくは救われたのだ。

日清 冷たいレモンのラーメン

日清の出しているレモンのラーメンがうまい。

スープがさっぱりしていて、レモン風味の酸味が爽やか。それでいて、鰹節のダシ感・ラーメンらしいうまみもしっかり感じる。

麺は細めの中太ストレートで、冷水で締めるとキュッとした固めの食感だ。これが冷たいスープによく合う。

チンしたささみを加えるとなおよし。

ただ、あまりスーパーでみかけないのが残念。

 

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禁酒一週間

仕事から帰って、夕飯を食べながら晩酌をして、ぼーっとテレビを見て寝るという暮らしが続いてきた。

最近、疲労感がとれず、集中力が続かないような感じが続いていたので、しばらくの間お酒を飲まないようにしてみた。夕飯のお供は、麦茶か炭酸水にした。

夕飯時になるとちょっと一杯やりたくなるが、断酒したわけじゃないので、また飲みたくなったら飲みだすと思う。

日常生活で、飲まなくても一切困らないということがわかったことは大きかった。

 

【禁酒の効果】

1.眠りが深くなり、疲労感が軽減した

2.夜の時間を有効に使えるようになった

3.仕事の集中力が続くようになった

4.嫁さんとの会話が増えた

行政書士試験に挑戦します

仕事で法務に携わる機会が多くなってきました。私自身、法学部出身ではなく、どうしてもOJTだとどうしても知識が偏りがちなので、行政書士試験に挑戦することにしました。

 

とりあえず、評判のよさそうな参考書と問題集を購入し、昨日から勉強はじめました。

 

 

ポテトチップスは何が一番うまいか

ポテトチップスが好きだ。

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特にのりしおが好きだ。

第3のビールや安ワインに合うつまみで最上の部類であると勝手に認定している。

リッチなつまみではないが、それでいてチープでもない。

割と少量で満足できるので、一袋で二日三日と楽しむことができる。

 

子供の頃は、コンソメパンチが大好きだった。

コンソメパンチ以外はポテチに非ず、とまで思っていたが、中学生ごろ九州しょうゆマイブームが到来し、その後、厚揚げポテトの登場に衝撃を受け、しばらく厚揚げポテトうすしお原理主義であった。

 

働きだしてから急にのりしおが好きになり、今に至る。

 

コンビニに行こうかな。