2023-05-01から1ヶ月間の記事一覧

芦花公園著「ほねがらみ」幻冬舎文庫

芦花公園著「ほねがらみ」読了。 芦花公園先生の佐々木事務所シリーズ3作を立て続けに読んだ後で、デビュー作の本書を手に取りました(私は面白い小説に出会えると、同じ作者の本を続けて読む癖があるのです。)。 ノンシリーズの作品かと思っていたら、まさ…

【チープカシオ】CASIO B640-1BJのの魅力

チープカシオCasio B640-1BJFは、ブラックIP加工のステンレスベルト・反転液晶・ケースも文字盤もすべて黒一色のデジタルモデルだ。真っ黒なので私は勝手に「黒子(くろこ)」と名付けている。パッと見だとスマートウォッチのように見える。私は外出時に装着…

芦花公園著「聖者の落角」角川ホラー文庫

佐々木事務所シリーズ第3作目の「聖者の落角」読了。 素直に感想を書けばよいところを話が遠回りになってしまうのだが、私が地方公務員の仕事を選び、うつ病で休職している現在も復職を目指している理由は、私の仕事を通して、誰一人として自ら死を選ぶこと…

【チープカシオ】CASIO A158WA-1JHの魅力

チープカシオCasio A158WA-1JHは、ステンレスベルトのデジタルモデルだ。 私はこのA158WA-1JHのデザインが、数あるチープカシオの中で一番洗練されていると思っている。雰囲気に気品があり、ふるカシ時計のカジキモデルなどの正統的な後継者の風格さえ漂う。…

【チープカシオ】CASIO A168WA-1A2WJRの魅力

チープカシオCasio A168WA-1A2WJRは、ステンレスベルトのデジタルモデルだ。 レトロかわいい文字盤には、夜の街のネオンサインを彷彿とさせるシックな雰囲気があるので、私は夜に装着することが多い。ネオンサインからの連想で、私は勝手に「燈子(とうこ)…

芦花公園著「漆黒の慕情」角川ホラー文庫

いやー、前作「異端の祝祭」に引き続き今作もすごかった。没入感は前作以上でした。 母子関係が作品全体の通奏低音となっていて、人間模様に心が揺さぶられます。 芦花公園先生は女性だと思っているのですが、覆面作家なのでその辺もミステリアス。 令和5年5…

芦花公園著「異端の祝祭」角川ホラー文庫

Twitterでおすすめされていたのを覚えていて、ブックオフに売っていたので購入。読み出したら一気読みで止まりませんでした。なんだこの面白さは… 貴志祐介先生の「黒い家」や、平山夢明先生の「東京伝説」シリーズ、翻訳だと「羊たちの沈黙」などの結局一番…

一日一食にしたらダイエットできた

職場の健康診断での問診票に「二十歳の頃から10kg以上体重が増えていますか?」という項目がある。二十歳の頃は人生で一番痩せており48kgだったが、昨年の健康診断での計測は58kgで、就職してから初めてプラス10kgを上回ってしまった。 肉体的にも精神的にも…

チープカシオの魅力(デジタルモデル総論)

1,000円台から(高くても6,000~9,000円未満で)買えるカシオの腕時計は、俗にチープカシオと呼ばれ、その優れたデザインや正確に時を刻む品質の高さから、日本はもちろんのこと世界中に根強いファンを持つ。僕もチープカシオファンの一人だ。 チープカシオの…

ゼロ年代におけるオタクの思索と実践の継承

この4年間程どん底だった私のうつ病の調子が、2023年4月下旬ごろから急激に回復しつつあり、色々なことに挑戦したいという意欲が湧いてきている。 あれもしたい、これもしたいという焦燥感と好奇心とがないまぜになった気持ちになっていて、これほど浮き足だ…

小沢健二「天使たちのシーン」の歌詞の考察

www.youtube.com 小沢健二「天使たちのシーン」。小沢健二で僕が一番好きな曲だ。 この13分37秒を聞くたびに、様々な心象風景が苦しいほどの感傷とともに胸にせまってくる。 このブログの記事が小沢健二さんに届くことはないだろうが、地方都市に住む3…

手塚治虫文庫全集 鉄腕アトム(1)

鏡光膜にSFセンスをビンビン感じる。たった一コマで遥かに進んだ科学技術水準を説明できていてすごい。 小学生の頃、鉄腕アトムを繰り返し読んだ。アトムの賢く優しい心と、どことなく少女寄りの中性的なビジュアルに憧れた。 鉄腕アトム(1) (手塚治虫文庫全…

とりあえずやりたいこと

・ブログ更新用に安っすいデジカメ(SDカード式)を買う。iphoneからだと面倒。 ・近くの公立大学の図書館が学外者の利用をコロナ対策で制限していたが、2023年5月8日をもって学外者利用制限解除となったので、Macbook Airを持って行って小説を書きに…

文章修行

読書の感想とかを書くのをぼちぼち再開します。